木曜ミーティング 4月23日

恒例の木曜ミーティング

皆様新型コロナウィルスの影響で非常に苦労されている事かと思います。

正しい情報とそうではない情報の中、歯科業界自体が苦境にさらされています。

正しい情報が患者様に届く事を切に願っています。

またそれらを微力ながら発信していかなければいけないと思っています。

今回の話は、コロナの影響が長く続いたときの話です。

仕事量は激減をしていくと思います。その中でどれだけ売上規模に組織を合わせて行く事が大事になってきます。もちろん拡大を目指す方法もあるのですが、現状人の動きが制限をされる中、新規営業などは難しいと考えます。

その中で日本全体の経済、歯科業界の経済が停滞していくとなると、現状弱い所は固定費が多い技工所です。固定費とは売上に応じて変える事が出来ないもので、家賃やCAD等の保守料、そして一番が人件費です。特に歯科技工業界は他の業界よりも売上に占める人件費の割合が高くなります。

今から耐え忍ぶのに有利なのは、1人技工所>中規模技工所>大規模技工所になって来ると思います。コロナの影響が長引けば長引く程、人を多く抱えている所は体力が持たなくなってくると予想されます。この状態をクリアしていくには、①コロナが収まるまでの忍耐力(助成金活用、最低限の給料保障の受け入れ、内部留保の吐き出し、銀行融資)という総力戦②規模にあわせての人員整理しか手はないのかなと思います。当社は前者を選びました。出来る所までは頑張ります。

そこで危機感の共有とそれを乗り越えるための連携が不可欠です。

まずはGW、国が出す方針、県が出す方針に従い、軽率な行動は取らないようにお願いをしました。

一人の軽率な行動が、会社全体を危機にさらします。業界に飛び火するかもしれません。新型コロナウィルス感染症にかかること自体は仕方がない事だとは思いますが、かかった経緯はどうしても見られてしまいます。

今現在は風評にあうハードルが非常に低い。そう感じます。

だからこそ危機感を感じて、正しい行動をする事が今まで以上に求められます。

今回で歯科技工業界の地図に大きな変化が起こるのだろうなと思います。

今は耐えの時期、色々な難題を乗り越えてきた当社だからこそ可能ではないのかと思います。

歯科医院の皆様と力をあわせ乗り越えていきたいと強く思います。