映画「笑顔の向こうに」感想①

歯科技工士が主人公の「笑顔の向こうに」を見てきました。

一番印象が強かった所は

無歯顎で寝たきり食べるものは流動食で、常にいらいらしているおじさんが総入れ歯を入れる事で「噛む」喜び、食べるへの楽しみを思い出し、咀嚼機能を回復させついには寝たきりを解消して、好きだった庭弄りも始め、笑顔を取り戻したシーンです。

私は歯科医院勤務の経験もあり、その時は作ったものに対しての患者様の反応が直に返ってきました。患者様との近さが歯科医院技工士の一番の魅力だったなと思い出しました。

自分で作った技工物で患者様が喜んだ笑顔や声をかけられた時の嬉しさは歯科技工士として一番の喜びです。もちろんその逆もありましたが・・・。

技工所勤務も、色々な歯科医院の仕事が出来ますし、最新設備も多く、知識や見識、技術の向上は図りやすいです。また、周りに同じ技工士が多数いるので、困ったときに協力出切るメリットはありますよ。

人間にとって「咀嚼」はただ「食べる」ためのものではなくて、「豊かな心」「豊かな生活を送る事」の重要な要素です

そこに携われる歯科技工士の一人として少しでも多くの人の笑顔を作れるようにしていきたいです。また、映画を通じて色んな方に歯科技工士を知って貰えると嬉しいです。